~キリスト教保育~
こどもは、神から与えられた賜物
フリードリッヒ・フレーベル
幼児期は人格形成の基礎となります。
わたしたちはそれを心の根っこを大切にすると考えます。
それを3つの柱から育みます。
園長のことば
認定こども園北見のぞみ幼稚園、園長の安部一徳です。
それまで札幌の幼稚園や、東京にあります杉並教会幼稚園の園長をしてきました。オホーツクのすばらしい自然環境に感動し、子どもたちがのびのび育っている姿に、心動かされる毎日です。
私は園長を務めるようになって、繰り返し言い続けていることがあります。それは、幼児期は「心の根づくり」の時期ということです。 以前大学の教員をしていたときに、牧草の根の長さを図ったことがあります。スコップで膝の高さほどの牧草の根っこを掘ってみると、その根っこは何メートルもあるのです。そしてその根の周囲には根粒菌というバクテリアがたくさん寄生していて、生物多様の世界になっているのです。
さらにその根っこは、豊かな土によって育まれているのです。その牧草を食べる牛たちが良質なミルクを生みだし、私たちを丈夫な体にしてくれているのです。そのことを通して、私は保育への重要な視座があることに気づかされました。人格形成における「心の根っこ」を育むということです。
子どもたちの世界はいろいろな情報が飛び交い、どれを選択したらよいか迷ってしまいそうです。しかし、子育てには時代が変わっても、変わらない真実があります。それは子ども時代には、子ども時代にしかできないことがある、ということです。こども時代にしかできない大切なこと…。その核心にあるのは人格の心の根づくりです。
北見のぞみ幼稚園の保育は、フレーベルが提唱した「子どもに与えられた神の賜物」をしっかりと受け止め、ひとり一人の「心の根っこ」を大切にし、保育していきます。
当園の歩み
北見のぞみ幼稚園は、
1962年に日本キリスト教団北見望ヶ丘教会の幼稚園として設立されました。
現在は、札幌に本部を置く学校法人北海道キリスト教学園(全道に15の園によって構成されています)。
北見のぞみ幼稚園は「幼児教育の父」F.フレーベルの「子どもは神から与えられた賜物」の保育原理を重んじ、子どもの主体性・自主性を育む保育を、今の時代にあって深めていきたいと願っています。
フレーベルの像
フレーベル博物館の
ロックシュタイン館長からの感謝状