のぞみっこ8月号

「イエスはその一人一人に手を置いていやされた」(ルカによる福音書5章4節)
園長 秋山千四郎
先日、一人の園児と追いかけっこをしていた。事務室を出て、ホール、廊下を経て、カプラルームに追い詰めた。もはや逃げ場はない。私の勝ちだ。ところが俊敏なその子は、私のスキをついて再び廊下へ。「なめんなよ。これでも僕はS先生と同じ元陸上部だ!」。廊下を出て二・三歩ダッシュした瞬間、右足ふくらはぎに激痛が走った。つった感覚とはまったく違う。歩けない。結構やばいかも・・・。楽しい追いかけっこは中止となり、夕方、近所の整骨院に行った。
事情を話し、ベッドにうつ伏せになった。先生は一目で私の患部を見抜き「ここですね。ここ、痛いですね。これは肉離れです。急激な運動のため、筋肉の繊維が切れてしまったんです」と説明してくれた。生まれて初めての肉離れだった。柔道家の先生は、その大きな柔らかな手で、私のふくらはぎ全体を包み込むようにしてマッサージしてくれた。「ああ、何か癒される」・・・足だけじゃなくて体全体が癒される感じだった。「先生の手は魔法の手?これぞ正真正銘の『手当て』だ。イエス様の癒しも、こんなんだったんだろうか。だとすれば、イエス様に手を置いてもらった人たちは幸せだったろうな。本当に癒されただろうな。それにしても、やっぱ、年かなあ」・・・こんなことを考えている内に、ウトウト居眠りしてしまった。もちろん、その後シップ薬を貼って、包帯をグルグル巻いてもらったけれども、一番効いたのは、先生の「手当て」だったと思う。
薬や検査による「治療」もありがたいけれど、私たちは本当は「手当て」を求めているのではないだろうか。手を当ててもらって「ここ、痛いですよね」と痛みを分かってもらうこと、そこから癒しが始まる。そしてそれは、病気や怪我の場合だけではない。保育においても、親子関係・人間関係においても同じことだと思う。


『ふ れ あ う』
副園長 竹田祐子
先日の『親と子の夕べ』そして『保育参加』と行事にご協力いただき、ありがとうございました。雨で順延となってしまったことで、日程的に少々ハードになってしまった事をお詫びいたします。更にPT会三役並びにクラス幹事の方々は翌日の幹事会と、連日お疲れ様でした。幹事会では9月25日のバザーに向けての準備が進められています。バザーが子どもたち、ご家族、職員、教会の方、更には地域の方々との良き交わり、ふれあいの時となるよう祈ります。
さて今日で1学期を無事に終えることができました。日々の保育へのご理解と行事へのご協力にこの場を借りてお礼申し上げます。早いもので4月の進級・入園の日から保育日数69日、進級児はもちろんですが、初めての集団生活にちょっぴり不安そうだった新入園児も、今では友だちとの関わりを何よりも楽しいと感じ、日々様々な遊びを展開している姿に多くの喜びを与えられます。子どもたちの成長には本当に感動させられますね!そんな子どもたちの夏休みが明日から始まりますが(年長さんは大イベントのお泊り会があります)、それぞれのご家族で楽しい計画が待っていることと思います。そんなスペシャルな日も素敵ですが、子どもたちと過ごす日常も、ちょっと意識を変えてみることでスペシャルな日に負けない素敵な時間になります。8月の祈りを『家族と過ごす時間が子どもたちの成長を喜ぶ時となりますように』とさせていただきました。「こんなこと少し前まではできなかったのに!」・・・そんなお子さんの成長に気付き、喜びを感じていただきたいと願います。もうひとつ、『お手伝い』をお勧めしたいと思います。元来子どもはお手伝いが大好きです。お子さんと相談して実行してみませんか?大好きな家族が喜んでくれるなら張り切って頑張るでしょう。励まし、誉めて、感謝して、家族の一員としての存在をより大きなものとして実感できるチャンスです!新たな発見があるかもしれません。どうぞ元気で楽しい夏休みをお過ごし下さい。

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